母よりも前に亡くなった父のお葬式では、なにもいい思い出がありません。
病院が提携している葬祭業者がさっさと遺体を引き取り、そこの担当者から会葬者の人数と遺影写真の提出を求められたあとは細かい部分に関してなにも聞かされることはありませんでした。
とってつけたような言葉だけで淡々と進行する司会、棺や献花の移動など、ひとつひとつの動作がやたらと雑な男性スタッフ。
極めつけは耳障りな、妙に感傷的なBGMです。会食での料理もびっくりするほど貧相で、その割に最初の見積もりから大幅に加算された請求書をみて私と夫はがっくりしたものです。
業者に任せっぱなしのこちらにも多少の非はあるかもしれませんが、そのときは、とても意見できるような空気ではなかったのです。
お葬式のようなデリケートな催事では、心をこめた仕事をしてほしいものです。いかにも沈痛な表情で演技臭い司会をしたり、逆にいっさいの感情を排して与えられた仕事だけをこなす業者には絶対に頼む気にはなりません。
その点、オフィスグランマさんは安心です。葬祭業者としては比較的新しい部類に入りますが、10数年にわたって葬祭アドバイザイザーを務めてきたスタッフが中心となり、遺族が望むお葬式を一緒に考え実行してくれる、新しいタイプの会社です。力仕事のみ男性が担当し、それ以外は女性スタッフが丁寧に対応してくれます。
理想の葬祭業者とは、このように誠心誠意をこめて遺族の心に寄り添うサービスができる会社のことをいうのはないでしょうか。