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心の整理がつかない場合

グリーフワークとグリーフケア

愛する人を失うと、人は誰でも大きな悲しみに見舞われるもの。それが原因で長期にわたり精神状態が不安定になることもあります。この悲嘆のプロセスを「グリーフワーク」と言います。心に負った傷は時間をかけて自然と癒されていきますが、このプロセスを支えて見守ることは「グリーフケア」と呼ばれます。

最近ではグリーフケアを意識した対応をしたり、グリーフケアを行なう会を紹介してくれる葬祭業者も少しずつ増えているようです。

グリーフワークのプロセス

グリーフワークのプロセスはだいたい次のような流れになっています。

  • ショック期

死に直面し、呆然自失の状態。一見すると冷静な様子に見えますが、実際には死があまりにも大きなショックであるために無感覚になっているのです。

  • 喪失期

死を現実のものとして受け止め始めるものの、感情の起伏が激しくなったりします。大切なのはしっかり泣くことです。

  • 閉じこもり期

死を受け止めたものの、故人に対して自責の念にかられて無気力になりがちです。

  • 再生期

死を乗り越えて新たな社会関係を築いていけるようになります。

悲しみを正面から受け止めてあげる

グリーフケアを行なうにあたっては、死別者の心理を把握し、正常なものとして受け止めることが大切です。不用意に慰めたり励ますのではなく、悲しみを正面から受け止めてあげるよう心がけたいものです。

日本では伝統的に人前で感情を露にしないのがよしとされるため(特に成人男性)、死別者の悲しみに周囲が気づきにくいようです。グリーフワークのサインを見つけたら、無理やり聞き出そうとはせず、少しずつ悲しみを受け止めるようにしてあげましょう。

 
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