身内の死に直面した際、喪主が関わるさまざまな手続きや役割を私の体験に沿ってご説明します。
病院で亡くなったため、遺体の清拭は看護師が行いました。その間に葬祭業者へ連絡して遺体の搬出を依頼。主治医から死亡診断書を受け取り、退院の手続きを済ませた後、お世話になった看護スタッフにお礼の挨拶をして病院を後にしました。
自宅ではなく、葬祭業者の安置所へ遺体を搬送し、ドライアイスで処置をしてもらってから通夜・告別式の打ち合わせを行ないました。事前相談をしていたので内容の再確認が中心。その後、菩提寺に連絡し、住職の都合を確認。式場・火葬場の予約をしてから親戚や関係各所に連絡を入れました。
死亡届けを役所に提出し火葬許可証を交付してもらいました(葬祭業者の代行サービスがあります)。遺体を斎場へ移動し、身内だけで納棺。遺影や遺品はあらかじめ選んでおいたので、そちらを使用。
通夜。喪主として弔問客のお出迎えと挨拶を担当。受付および会計係りは親族が中心になって対応。終了後はお清めの席を設け、その日は家族だけで斎場に宿泊。
告別式。通夜とほぼ同様の役割をこなしたあと、出棺。火葬場へ移動し、火葬します。集骨(お骨を拾う)の際、埋葬許可証を一緒に受け取ります。その後繰り上げ初七日法要と精進落としの席を設けました。
母のお葬式は家族葬につき、参列者は総勢20名少々。事前相談を済ませておいたことや少人数の式だったので慌てる状況はほとんどありませんでしたが、100名規模の一般葬となると世話人が必要ですし、挨拶だけでも相当な時間がかかると思います。
会食ではお坊さんから生前の母の話をいろいろと聞かせていただきました。ふたりの息子はいまどきの若者らしく(!?)、我が家の宗派もよくわかっていなかったようでしたが、少ない言葉のなかにも祖母への思いは伝わってきました。
いずれ私や夫が旅立つときには、このときの経験が参考になるはずです。